- Aは、肝静脈である。
- 直腸下部からの静脈血の大部分は、Bを経て肝臓へ流入する。
- Cは、交感神経系の興奮により弛緩し、副交感神経系の興奮により収縮する。
- Dに存在するランゲルハンス島は外分泌腺であり、その周辺には内分泌腺が散在する。
- Eには、C及びDからの分泌液の排出を調節するオッディ(Oddi)括約筋がある。

解答 解説 2 誤 3 正 4 誤 5 正解答・解説
3、5
1 誤
Aは、固有肝動脈であり、2本に分かれて肝臓の右葉、左葉へ酸素及び栄養を供給している。
Bは、門脈である。直腸下部からの静脈血の大部分は、門脈に流入することなく、循環血に到達する。なお、直腸上部及び中部からの静脈血は、門脈に流入し、肝臓を隔てて、循環血に到達する。
Cは胆嚢であり、交感神経から遊離されるノルアドレナリンの作用により弛緩し、副交感神経から遊離されるアセチルコリンの作用により収縮する。
Dは膵臓である。膵臓に存在するランゲルハンス島は内分泌腺であり、その周辺には外分泌腺が散在している。
Cから分泌される胆汁とDから分泌される膵液の十二指腸への分泌は、オッディ(Oddi)括約筋により制御されている。
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[…] 第101回 問111 […]