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第100回薬剤師国家試験 問36

グルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)受容体を刺激する糖尿病治療薬はどれか。1つ選べ。

  1. アカルボース
  2. グリベンクラミド
  3. ピオグリタゾン
  4. メトホルミン
  5. リラグルチド

解答・解説

解答
5

解説
1 誤
アカルボースは、αグルコシダーゼ阻害薬であり、多糖から単糖への分解を阻害することにより消化管からの糖の吸収を抑制する。

2 誤
グリベンクラミドはスルホニル尿素(SU)であり、ATP依存性Kチャネルを遮断することによりインスリン分泌を促進する。

3 誤
ピオグリタゾンは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(PPAR)γに作用することによりインスリン抵抗性を改善する。

4 誤
メトホルミンはビグアナイド系薬剤であり、AMP依存性プロテインキナーゼを活性化することにより糖新生の抑制や末梢での糖の利用を促進する。

5 正
リラグルチドは、膵臓のβ細胞上に存在するグルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)受容体を刺激することによりグルコース濃度依存的にインスリン分泌を促進する。

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