市立病院に勤務する新人薬剤師が、はじめて病棟で患者を担当することになった。
59歳男性。前立腺がんが原発であったが骨に転移し激しい痛みを伴っており、がんに対する化学療法と痛みに対する緩和ケアが必要とされる。そこで、この薬剤師は患者への介入を考えるため、患者のカルテを閲覧した。薬剤師の行動として通常許容されるのはどれか。1つ選べ。
- 患者氏名をイニシャル化し、私的所有のUSBメモリに患者情報を記録し、自宅に持ち帰った。
- 患者の氏名と使用医薬品名をノートに記録し、製薬企業の学術担当者に見せて相談した。
- 他院の友人に依頼して、類似症例のカルテのコピーを入手し、参考にした。
- 大学の図書館で調べものをするので、患者個人情報を持ち出した。
- 薬剤部内の症例検討会で発表するために、カルテに基づく資料を匿名化したうえで作成した。
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