HOME > 第100回薬剤師国家試験 > 第100回薬剤師国家試験 第100回薬剤師国家試験 問332(実践問題) 過去問解説 2023年1月14日 6歳女児。高熱とひどい咳のため受診し、マイコプラズマ肺炎と診断され、以下の薬剤が処方された。 服用開始3日目に、オレンジジュースに混ぜて服用させたところ、子供が苦くて飲めないと連絡があった。苦みが増したのはオレンジジュースのどのような要因によるものか。1つ選べ。 酸性 アルカリ性 フラボノイドを含有 カリウムを含有 ナトリウムを含有 解答・解説 解答 1 解説 クラリスロマイシンシロップ用10%の主薬であるクラリスロマイシンは苦味を有する。そのため、本剤には、クラリスロマイシンの苦みを軽減するためにコーティングが施されている。本剤に施されているコーティングは酸性条件下で溶解するため、酸性を示す液体(オレンジジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料など)を混合すると、苦味が出現する。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第100回薬剤師国家試験