70歳男性。同居している家族がインフルエンザを発症したので、予防のために近医を受診したところ以下の処方が出された。
問280 (実務)
本吸入剤の予防投与に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ザナミビル水和物の用法・用量は、治療に用いる場合と異なる。
- 感染者と接触後3日目に投与を開始する。
- 投与後異常行動の発現のおそれはない。
- A型およびB型インフルエンザの予防に効果がある。
- ザナミビル水和物の予防効果は吸入中止後も長期に持続する。

問281 (薬剤)
本吸入剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 添加されている乳糖粒子は、薬物粒子同士の過度な凝集を抑える働きがある。
- 薬物粒子は、吸入時に効率よく気道に到達する空気力学径である20 µm前後の粒子径に設計されている。
- 薬物粒子が吸湿すると流動性が低下するため、防湿性の包装が施されている。
- 吸入時に、薬物粒子が二次粒子を形成するように設計されている。
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