肝炎ウイルス感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 多くは、C型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)である。
- B型肝炎及びC型肝炎は、輸血によりまん延したことがある。
- A型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)は、B型肝炎やC型肝炎に比べて多い。
- B型肝炎ウイルスは、失活しやすく感染力が弱いため、医療施設内で感染することはない。
- E型肝炎ウイルスは、主に輸血により感染する。
肝炎ウイルス感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答
1、2
解説
1 正
肝細胞がんによる死亡者の7〜8割は、C型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)である。
2 正
B型肝炎及びC型肝炎は、過去に輸血によりまん延したことがある。なお、B型肝炎は主に体液、血液を介して感染し、C型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染する。
3 誤
A型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)は、B型肝炎やC型肝炎に比べて少ない。
4 誤
B型肝炎ウイルスは、消毒薬や加熱処理で失活しにくい。そのため、医療施設内での感染が問題となることがある。
5 誤
E型肝炎ウイルスは、ブタなどの動物の内臓、肉の生食を介して感染する。
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