薬剤師国家試験出題項目

症候

症候

症候とは、臓器・組織の病的変化により、体や精神に現れる異常な状態のことである。患者の訴え、症状、臨床所見から服用した薬剤が有効であるか、服用した薬剤により副作用が発現していないかを疑うことは薬物治療を行う上で重要な項目であり、これらのことを判断するためには、患者に生じている症候を病態生理学的に理解する必要がある。

1)ショック

 ショックとは、急激な血圧低下による組織循環不全のことである。ショックは、循環血液量の低下、抹消血管抵抗の低下、心臓ポンプ作用の低下が原因で誘発される。ショック状態では、血圧の低下に伴い、意識レベルの低下が認められるため、正確な問診が困難な場合が多い。

2)高血圧、低血圧

(1)高血圧
 高血圧とは、収縮期血圧または拡張期血圧が上昇することである。具体的には、診察室において収縮期血圧140mmHgもしくは拡張期血圧90mmHg以上を高血圧としている(家庭血圧においては、135/85mmHg以上を高血圧としている)。症状としては、頭痛、のぼせ、肩こりなどが認められることがあるが、自覚症状は乏しいことが多い。
高血圧は、原因が明らかでない本態性高血圧と、原因(血管疾患、内分泌性疾患、腎疾患、薬剤など)を認める二次性高血圧に分類される。

(2)低血圧
 低血圧とは、収縮期血圧が100mmHgの状態のことである。
●原因
循環血漿量の低下、心不全、心房細動、ショック、薬剤の使用(利尿薬、降圧薬)など

3)発熱

発熱とは、体温が異常に上昇することである。体温は、口腔内、腋窩、直腸で異なるため測定する場所で正常値が異なる(体温の大小関係:直腸>口腔内>腋窩)。発熱はウイルス、細菌による感染性疾患で認められるとともに、術後、悪性腫瘍、膠原病などの非感染性疾患でも認められる。

4)けいれん

けいれんとは、全身または局所に発作的に意識とは無関係に起こる骨格筋の不随意性の収縮のことである。
けいれんの主な原因

5)意識障害・失神

(1)意識障害
 意識障害とは、意識の清明度・明るさの低下(量的変化)、あるいは内容の障害(質的変化)に大別され、脳疾患だけでなく全身疾患によって発症することもある。
意識の程度は、清明、傾眠、昏迷、昏睡に分類されるとともに、Japan Coma Scale(JCS)やGlasgow Coma Scale(GCS)によって分類される。

(2)失神
 失神とは、大脳皮質全体の脳血流の急激な低下に起因する一過性の意識障害のことである。失神の主な原因として、血管系の異常(不整脈、肺塞栓症、大動脈狭窄など)、脳血管の異常(脳底動脈型片頭痛など)、血液量の異常(起立性低血圧)がある。

6)チアノーゼ

 チアノーゼとは、血中の還元ヘモグロビンが増加し、皮膚、粘膜が暗紫色になる状態のことである。還元ヘモグロビンの増加(5g/dL以上)がチアノーゼの原因とされているため、ヘモグロビンが減少する貧血では、チアノーゼが現れにくい。
チアノーゼには、心疾患や呼吸器疾患による低酸素状態となり還元ヘモグロビンが増加する中枢性(中心性)チアノーゼとレイノー病や動脈閉塞などにより末梢の血液循環が低下することで誘発される末梢性チアノーゼがある。

7)脱水

 脱水とは、体液量が減少することである。 脱水には、等張性脱水、水欠乏性脱水(高張性脱水)、ナトリウム欠乏性脱水(低張性脱水)がある。
脱水の分類と原因

8)全身倦怠感

全身倦怠感とは、疲労感、易疲労感、だるさと同意義の自覚症状のことであり、あらゆる疾患に認められる。
全身倦怠感を誘発する要因
①:組織の低酸素状態(貧血、低血圧、呼吸器・循環器疾患)
②:代謝・栄養障害(内分泌疾患、代謝疾患)
③:神経・筋肉障害
④:炎症(感染症、自己免疫疾患)
⑤:精神・心理的要因
⑥:生活習慣によるもの(不眠、過度のアルコール摂取など)

9)肥満・やせ

肥満とは、過度に脂肪組織が蓄積している状態のことであり、やせとは、脂肪組織が少ない状態のことである。肥満の判定には、body mass index(BMI:体重(kg)÷身長(m)の2乗)が用いられ、一般に我が国ではBMI 25以上を「肥満」とし、BMI 18.5以下を「やせ」とする。

10)黄疸

黄疸とは、血液中のビリルビンが増加し、皮膚や眼球結膜が黄染した状態のことである。黄疸は血中のビリルビン濃度が2.0 mg/dLを越えると認められる。ビリルビンには直接(抱合型)ビリルビンと間接(非抱合型)ビリルビンがあり、どちらのビリルビンが優位であるか見極めることが原因疾患を見極める上で重要となる。

11)発疹

発疹とは、皮膚に見られる肉眼的変化のことであり、一時的に生じ病因に直接関係する原発疹と二次的に生じる続発疹に分類される。
●発疹の分類と原因

12)貧血

貧血とは、末梢血中の赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値(血液中に占める赤血球のタ体積の割合)が低下するのことである。一般に、貧血の重症度は、ヘマトクリット値で評価されることが多い。男性:14g/dL未満、女性:12g/dL未満、高齢者(男女ともに):11g/dL未満を貧血とする。
貧血の分類と原因疾患

13)出血傾向

出血傾向とは、凝固機能の異常、血小板数・機能の低下、線溶系の亢進による止血機構の低下のことである。
出血傾向の分類とその原因

14)リンパ節腫瘍

リンパ節腫瘍は、健常人にも認められることがあるため、病気によるものか、正常所見であるか見極める必要がある。リンパ節腫瘍の要因には、感染症、免疫疾患、悪性腫瘍がある。
リンパ節腫瘍の原因

15)浮腫

浮腫とは、細胞間液の増加のことであり、血液中のアルブミンの低下により膠質浸透圧が低下し、血管外へ水分が漏出することで浮腫が生じる。一般に浮腫は手指により圧迫すると圧痕が認められる(例外:甲状腺機能低下症により誘発される粘液水腫では圧痕が認められない)。浮腫は、全身性浮腫と局所性浮腫に分類される。
浮腫の分類と原因

16)心悸亢進・動悸

心悸亢進(動悸)とは、心拍の不快感のことであり、心拍数が正常でも不快であると感じた場合には、動悸となる。動悸には、頻脈、徐脈、期外収縮が含まれ、心疾患の有無により分類される。
動悸の分類と原因

17)胸水

胸水とは、胸腔内に異常に多量の液体が貯留している状態、もしくは胸腔内に溜まった水のことである。胸水がたまると呼吸困難に陥り、頻呼吸、頻脈、チアノーゼを伴うことがある。胸水は漏出性と滲出性に分類される。
胸水の分類と原因

18)胸痛

胸痛とは、胸部の痛みのことであり、様々な要因を考慮する必要がある。痛みがある部位、持続時間、痛みの性状、放散痛の有無が診断する上で重要な項目となる。
●痛みの発現部位と疾患
心臓:狭心症、急性心筋梗塞、心筋炎
大血管:解離性大動脈瘤、胸部大動脈瘤破裂、肺血栓塞栓症
呼吸器:肺炎、肺腫瘍、自然気胸
消化器:食道がん、食道炎
胸壁:肋骨骨折、帯状疱疹、外傷

19)呼吸困難

呼吸困難とは、呼吸運動に努力を要する状態のことであり、呼吸器疾患、心疾患が原因となることが多い。呼吸困難では、「息苦しい」「酸素が足らない」「呼吸するのに努力が必要」などの自覚症状が認められる。
●呼吸困難を示す疾患

20)咳・痰

(1)咳
 咳とは、気道内異物や喀痰を排泄するための反射による呼気のことであり、炎症性、機械的、化学的あるいは温度刺激により生じる。咳は、湿性咳(喀痰を伴う咳)と乾性咳(喀痰を伴わない咳)に分類される。
咳の分類と原因

(2)痰
痰には、剥離した細胞成分、血清由来のタンパク質、細菌やウイルス病原体、サーファクタントやサーファクタントタンパク質などが含まれており、喀痰の量と性状は、原因疾患を鑑別するために重要な情報となる。

21)めまい

めまいとは、平衡機能障害により姿勢制御が困難となった状態のことであり、回転性めまいと浮動性めまい、失神型めまいに分類される。回転性めまいは、末梢前庭性めまいにより発症することが多く、浮動性めまいは中枢性めまいにより発症することが多い。
めまいの分類と原因疾患

22)頭痛

頭痛とは、頭頸部に限局する痛みの自覚症状のことである。器質性疾患に由来する症候性頭痛と、器質性疾患に起因しない機能性頭痛に分類される。

頭痛の分類

23)運動麻痺・不随意運動・筋力低下

(1)運動麻痺
 運動麻痺は、随意運動の機能障害のことであり、以下のように分類される。
●程度による分類
完全麻痺:全く収縮ができない筋力の低下
不全麻痺:軽度から中程度の筋力の低下
●分布による分類
単麻痺:上下肢のうち、一肢に麻痺がある
片麻痺:身体の片側の上下肢に麻痺がある
対麻痺:両下肢に麻痺がある
四肢麻痺:四肢に麻痺がある

 (2)不随意運動
 不随意運動とは、意志に基づかない不合理な運動のことであり、振戦、ミオクローヌス、ジストニー、ジスキネジア、舞踏運動などが不随意運動に該当する。

(3)筋力低下
 筋力低下とは、一つ以上の筋肉の収縮力が低下することである。
筋力低下は、大脳皮質からの上位運動ニューロンの異常(脳血管障害、脳腫瘍、頚椎症)や下位運動ニューロンの異常(ギラン・バレー症候群、重症筋無力症)、筋肉疾患(多発性筋炎、皮膚筋炎、筋ジストロフィー)により誘発される。

24)腹痛

腹痛は腹部の痛みのことであり、その原因を推察する際には、痛みがある部位、持続時間、食事との関連を聴取することが重要である。
●痛みがある部位と鑑別すべき疾患
心窩部:胃食道逆流症、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、胃がん、膵炎
右季肋部:胆石、胆道感染症、胆嚢がん、十二指腸潰瘍、急性肝炎、肝がん
左季助部:垂涎、膵癌、胃潰瘍
回腸部:虫垂炎
左下腹部:虚血性腸炎、急性大腸炎、過敏性大腸症候群
下腹部:卵巣嚢腫茎捻転、腸炎、異所性妊娠破裂

25)悪心・嘔吐

悪心とは「吐き気」のことであり、嘔吐したいという心理状態を表す。また、嘔吐とは、胃の内容物が食道・口腔を通じて吐き出される現象のことである。
悪心・嘔吐は、消化器疾患のみならず、中枢疾患(脳内出血、内耳出血)、薬物中毒や心理的要因によって誘発されることもある。
嘔吐の分類と原因疾患

26)嚥下困難・障害

嚥下困難とは、食べ物を飲み込みにくくなったと自覚することであり、また、嚥下障害とは、嚥下するための運動が器質的、機能的に障害されている状態のことである。
嚥下障害は、口内・咽頭での炎症性疾患(口内炎、舌炎、咽頭炎)、腫瘍(舌がん、咽頭がん)、神経障害や食道部の障害(食道がん、食道炎、食道アカラシア)、心理的要因により起こる。

27)食欲不振

食欲不振とは、食欲が低下、あるいは消失し、普段摂取している量の食事が摂れない、または摂取できていても摂れないと感じる状況のことである。
●食欲不振をきたす疾患と要因
消化器系疾患:胃炎、腸炎、肝障害、膵臓炎など
精神疾患:うつ病
中枢性疾患:視床下部–下垂体腫瘍、脳血管障害
代謝内分泌系疾患:副腎機能低下症、甲状腺機能低下症
心不全、腎不全、慢性閉塞性肺疾患、炎症性疾患
薬剤性(ACE阻害薬、抗コリン薬、抗ヒスタミン薬、DPP–4阻害薬、GLP–1製剤)

28)下痢・便秘

(1)下痢
 下痢とは、便が液状化することであり、臨床的には、便の回数の増加、便重量の増加を伴うことが多く、腹痛・発熱などの他の臨床症状を呈することも多い。原因により浸透圧性下痢、分泌性下痢、粘膜障害、腸管運動異常に分類される。
●下痢の分類と原因疾患
浸透圧性下痢:酸化マグネシウムなどの薬剤摂取
分泌性下痢:細菌エンテロトキシン、エンテロウイルス感染症
粘膜障害:潰瘍性大腸炎、クローン病、腸感染症
腸管運動異常:過敏性腸症候群

(2)便秘
 便秘とは、腸管内輸送障害(腸管の器質的・機能的狭窄もしくは閉塞など)により、糞便が腸管内に長く滞留したり、糞便の腸管通過時間が延長して、排便回数や排便量が減少した状態のことである。
便秘は急性便秘、慢性便秘または器質性便秘、機能性便秘に大別される。

29)吐血・下血

(1)吐血
吐血とは、食道、胃、十二指腸から疾患や損傷が原因で出血し、口から血を吐き出すことである。
●吐血を起こす疾患
消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、食道静脈瘤、胃癌、出血性胃炎など

(2)下血
 下血とは、消化管で出血した血液が肛門より排出されることであり、黒色便(タール便)、鮮血便に分類される。肛門より遠い部位の出血では、黒色便になりやすく、近い部位では鮮血便になりやすい。

●下血を起こす疾患
 潰瘍(ポリープ、がん)、炎症性疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、感染性腸炎、薬剤性腸炎)、血管性虚血性大腸炎、大腸憩室、痔核など

30)腹部膨満

腹部膨満とは、腹部が膨らみ、張った感じがする主観的な症状のことであり、消化管内へのガスの異常集積、腹水の貯留、腫瘍の増大などが原因で誘発される。

腹部膨満を起こす要因
消化管内へのガスの異常集積:腸閉塞、潰瘍、結核、癒着
漏出性:門脈圧亢進症、右心不全、低タンパク血漿
滲出性:がん性、炎症性
腫瘍の増大:悪性腫瘍、卵巣膿疱

31)タンパク尿

 タンパク尿とは、タンパク質の尿中排泄量が1日の150mg(健常人では10〜100mg/日)を超えた尿のことであり、腎前性タンパク尿、腎性タンパク尿(糸球体性タンパク尿、尿細管性タンパク尿)、腎後性タンパク尿に分類される。

●タンパク尿の原因疾患
糸球体性タンパク尿:糸球体腎炎、糖尿病性腎症、腎硬化症、ループス腎炎
尿細管性タンパク尿:尿細管間質性腎炎、細菌性腎盂腎炎
腎前性タンパク尿:多発性骨髄腫
腎後性タンパク尿:尿路結石、尿路急性炎症

32)血尿

血尿とは、赤血球の混入した尿のことであり、顕微鏡的血尿と肉眼的血尿に分類される。
●血尿の分類と原因疾患
腎性血尿
 糸球体異常:急性糸球体腎炎、IgA腎症、急速進行性腎炎
糸球体以外の異常:腎盂腎炎、腎臓がん
腎外性血尿
尿路感染症、尿路結石、尿路腫瘍、前立腺疾患
無症候性血尿

33)尿量・排尿の異常

(1)尿量の異常
健常成人の1日の排尿量は、1.5Lである。尿量異常には、多尿(1日の尿量が3,000mL以上)、乏尿(1日の尿量が400mL以下)がある。
●尿量異常の分類と原因疾患
多尿
 水分が多く排泄される:尿崩症
糖質が多く排泄される:糖尿病
乏尿
脱水、ショック、薬物中毒、急性糸球体腎炎、尿路閉塞

(2)排尿の異常
 尿の回数が異常に多い状態(1日10回以上、就寝時2回以上)のことである。

●頻尿の分類と原因疾患
膀胱粘膜への刺激
 膀胱結石・腫瘍、尿路感染症
膀胱の圧迫
 妊娠、子宮筋腫、前立腺肥大症
多飲、多尿
 糖尿病、尿崩症
心因性

34)月経異常

月経異常とは、月経の頻度の異常(無月経)、症状の異常(過度の出血、腹痛など)のことである。月経異常をきたす要因には、卵巣機能異常(ターナー症候群)、内分泌異常(高プロラクチン血症、頭蓋咽頭腫、下垂体腫瘍)がある。

35)関節痛・関節腫脹

関節痛・関節腫脹とは、骨と骨の結合部である関節に痛み、腫れを生じることである。関節痛・関節腫瘍をきたす疾患には、痛風、変形性関節炎、骨肉腫があるとともに自己免疫疾患(関節リウマチ・全身エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、シェーングレン症候群)がある。

36)腰背部痛

腰背部痛とは、背中や腰に感じる痛みのことである。

腰背部痛の分類と原因疾患

37)記憶障害

記憶とは、ものごとを忘れずに覚えていること、また、覚えておくこと、さらに新しい経験を覚え込む能力のことである。記憶障害の原因として、アルコール・薬物の摂取、加齢、中枢神経系変性疾患などがある。記憶障害を引き起こす代表的な疾患には、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、レビー小体型認知症がある。

38)知覚異常(しびれを含む)・神経痛

(1)知覚障害
 知覚とは、感覚器官を通じて、外界の事物を見分け、捉えること働きのことであり、表在知覚(触覚、痛覚、温度覚)、深部知覚(振動覚、間接位置覚、複合感覚)がある。

●知覚障害の分類と原因疾患
末梢神経障害:糖尿病、膠原病、甲状腺機能低下症、帯状疱疹
脊髄障害:頸椎症、多発性硬化症、脊髄損傷、脊髄腫瘍、前脊髄動脈症候群
脳幹・視床・大脳皮質:脳血管障害

(2)しびれ
 しびれは、ジンジン、ビリビリとした自覚症状を生じる感覚異常のことである。外部から加えた刺激が異常に感じる場合と、刺激を与えなくても自発的に異常を感じる場合がある。

●しびれの分類と原因疾患
機械的圧迫による末梢神経障害:脊髄疾患、手根管症候群
中枢神経障害:脳血管障害
代謝性疾患:糖尿病性神経障害、末梢神経障害

(3)神経痛
 神経痛は、特定の末梢神経の支配領域に急に起こる激しい痛みのことであり、炎症、腫瘍、外傷、ウイルス感染などが原因で起こる症候性神経痛と原因不明の特発性神経に分類される。神経痛には、三叉神経痛、助間神経痛、坐骨神経痛、上腕神経痛などがある。

39)視力障害

視力障害は、光が角膜を通って水晶体により網膜上に結像され、視神経を介して脳に伝達される過程のいずれかの異常により誘発される。

視力障害の分類と原因疾患

40)聴力障害

聴力障害には、伝音性難聴と感音性難聴に分類される。
伝音性難聴
 音の伝導が外耳や中耳で障害される難聴であり、その原因として、外耳道閉塞、中耳炎がある。
感音性難聴
 内耳、聴神経、聴覚中枢が障害される難聴であり、その原因として、内耳の炎症(ウイルス、細菌感染)、外傷、アミノグリコシド系抗菌薬の摂取、突発性難聴がある。

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