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胸水

【概要】
胸膜腔には本来、肺の動きを滑らかにするための少量の液体が存在している。
しかし、何らかの疾患によって体液の産生と吸収のバランスが崩れると、胸膜腔に液体が過剰に貯留する。この状態を胸水という。胸水が増加すると肺の拡張が妨げられ、呼吸困難や胸部圧迫感などの症状を呈することがある。

しもっち
国家試験対策として、胸水の原因を把握しておくことが重要です。
✔ 感染・炎症 → 滲出性
✔ 心不全・肝硬変 → 漏出性
この区別をまず押さえておきましょう。
「なぜ胸水がたまるのか?」
産生↑?吸収↓?血管透過性↑?
この機序まで説明できるようにしておきましょう。
原因疾患 特徴
肺炎 細菌・ウイルス・結核などによる炎症により、滲出性胸水が生じる。
心不全 左心機能低下に伴う肺うっ血により、血漿成分が胸腔へ漏出(漏出性胸水)。
肝硬変 低アルブミン血症や腹水の存在により、腹腔内液が横隔膜を通じて
胸腔へ移行することがある。

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