真核生物において、転写開始の際にRNAポリメラーゼⅡの結合に必要なDNA上の領域はどれか。1つ選べ。
- イントロン
- エクソン
- プロモーター
- テロメア
- ターミネーター
真核生物において、転写開始の際にRNAポリメラーゼⅡの結合に必要なDNA上の領域はどれか。1つ選べ。
解答
3
解説
真核細胞において転写開始の際にRNAポリメラーゼⅡの結合に必要なDNA上の領域は、プロモーターである。
◉プロモーター
鋳型DNA上の転写開始領域
RNAポリメラーゼが認識・結合する部位
【真核細胞】
転写開始点の上流にTATAboxとCCAAT配列が存在する場合があり、この領域をRNAポリメラーゼが認識する
【大腸菌】
転写開始点の上流にTTGACA配列、プリブナウボックスが存在する場合があり、いずれも転写開始の正確さ、効率を増す役割をしている
1 誤
イントロンは、真核生物の遺伝子において、mRNAへ翻訳されない非コード領域である。 転写されたmRNA前駆体(pre-mRNA)にはイントロンとエクソンが含まれるが、プライシングによってイントロンは除去される。なお、エクソンは、mRNAに残り、タンパク質の合成に関与する。
2 誤
解説1参照
3 正
4 誤
テロメアは、真核生物の染色体の末端に存在する反復塩基配列であり、染色体を保護する役割を有している。テロメアは、細胞分裂のたびに短縮し、これが細胞老化や寿命と関連している。
5 誤
ターミネーターは、転写の終了を指示するDNA領域であり、転写を正しい位置で終了させ、機能的なRNAの生成に関与する。
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