粒度分布図とは、粒子の大きさ(粒度)の分布状況を視覚的に示したグラフであり、材料の粒径特性を評価するために使用される。
1. 粒度分布の表現方法
粒度分布図には主に以下の2つの形式がある。
累積分布曲線
- 縦軸に「累積頻度(%)」、横軸に「粒径」をとったグラフ。
- 50%累積値に相当する粒子径:メジアン径が得られる。
頻度分布曲線
- 縦軸に「頻度(%)」、横軸に「粒径」をとったグラフ。
- 最も相対頻度の大きい粒子径:モード径(最頻径)が得られる。
個数分布の粒度分布図、質量基準の粒度分布図
一般に「個数分布<質量分布」の関係が成立する。
2. 粒度分布図の測定方法
粒度分布図を作成するための主な測定方法には以下がある:
- 篩分法(ふるい分け)
粒子を異なる網目サイズのふるいを使って分類し、各サイズの重量比を測定する。 - レーザー回折・散乱法
粒子にレーザー光を照射し、散乱光のパターンから粒径を解析する。 - 顕微鏡法
粒子の画像を観察し、粒径を測定する。 - コールターカウンター法
粒子が細孔を通過した際の電気抵抗値から解析する。 - 沈降法
粒子が液体中を沈降する速度より粒子径を求める。






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