骨芽細胞は骨の形成を決める細胞であり、骨組織の基質(コラーゲンなど)を合成し、石灰化を促進することで新しい骨を作る。
🔹骨芽細胞の特徴と働き
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起源 | 間葉系幹細胞から分化 |
| 主な役割 | 骨基質の合成、石灰化の促進 |
| 分泌する物質 | Ⅰ型コラーゲン、オステオカルシン、アルカリホスファターゼ(ALP)など |
| 最後の運命 | 骨細胞になる、またはアポトーシス(細胞死) |
🔹骨芽細胞の働き(骨形成の流れ)
- 骨基質の合成
Ⅰ型コラーゲンを中心とした有機基質(オステオカルシン)を分泌 - 石灰化の促進
アルカリホスファターゼ(ALP)によりリン酸カルシウム(ヒドロキシアパタイト)の沈着を促進 - 骨細胞(骨細胞)へ分化
一部の骨芽細胞は骨基質に取り込まれ、骨細胞となる
🔹骨芽細胞と破骨細胞のバランスが重要!
✅骨芽細胞:骨を作る(骨形成)
✅破骨細胞:骨を壊す(骨吸収)
🔹骨芽細胞に関わるホルモン・因子
✅骨形成を促進する因子
- 副甲状腺ホルモン(PTH):間欠的な分泌で骨形成を促進(持続分泌では逆に骨吸収が優位に)
- インスリン様成長因子(IGF-1):骨芽細胞を活性化
✅骨吸収を促進する因子(骨芽細胞を抑制)
- 破骨細胞活性化因子(RANKL):破骨細胞を活性化、骨吸収を促進
- スクレロスチン:骨芽細胞の活性を抑制し、骨形成を抑制




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