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記憶障害

【概要】
記憶とは、新しい情報を取り込み(記銘)、それを保持し、必要に応じて再生する一連の脳機能である。
この過程のいずれかが障害され、情報を覚えられない、あるいは思い出せない状態を記憶障害という。

【記憶の種類】
記憶機能は大きく次のように分けられる。
新しい情報を覚える能力(記銘力)
最近の出来事に関する記憶(近時記憶)
過去の出来事に関する記憶(遠隔記憶)
臨床では、特に「近時記憶」と「記銘力」が障害されやすい。

【原因】
記憶障害の原因は多岐にわたる。
・アルコール中毒による一過性の記憶喪失
・加齢に伴う脳萎縮や脳血流低下
・脳腫瘍による圧迫
・中枢神経の変性疾患

【代表的な疾患】
アルツハイマー型認知症
脳血管性認知症
レビー小体型認知症

しもっち
記憶障害は薬剤師国家試験でよく出題されるテーマです。
特に押さえておくべきポイントは以下の通りです。
・アルツハイマー型認知症では、記銘力ことが多い
・レビー小体型認知症では、幻視やパーキンソン症状を伴うことが特徴
・脳血管性認知症では、症状が階段状に悪化することが多い
記憶障害は単独で問われるだけでなく、
認知症の鑑別問題の中で出題されることがよくあります。
それぞれの疾患の進行様式や随伴症状とあわせて整理しておくことが重要です。

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