コミュニケーションを円滑にするため取り入れる傾聴の技能や態度として、適切なのはどれか。1つ選べ。
- ブロッキング
- ミラーリング
- エンコーディング
- パターナリズム
- デコーディング
コミュニケーションを円滑にするため取り入れる傾聴の技能や態度として、適切なのはどれか。1つ選べ。
解答
2
解説
1 誤
ブロッキング(blocking)とは、相手の話を途中で遮ったり、話題の流れを断つような行為を指す。これは傾聴の態度とは逆の行動であり、相手の話したいことを妨げるため不適切である。
2 正
ミラーリング(mirroring)は、相手の身振りや表情、話し方などをさりげなく真似ることで、無意識のうちに相手との一体感や安心感を生み出す技法である。傾聴の場面において、信頼関係を築くための基本的な態度のひとつとされている。
3 誤
エンコーディング(encoding)は、伝えたい内容を言語や非言語の形に変換する過程であり、情報の話し手の行為を意味する。これは傾聴という受け手側のスキルとは関係がない。
4 誤
パターナリズム(paternalism)とは、医療者が「患者のため」として本人の意思を尊重せずに判断・行動する態度を指す。傾聴とは反対の方向性にある考え方であり、自己決定の尊重や共感的理解を重視する傾聴には適さない。
5 誤
デコーディング(decoding)は、受け取った情報を理解・解釈するプロセスであり、情報の受け手の行為を意味する。これは主に情報伝達の技術的モデルで用いられる用語であり、傾聴の態度や技能を示す語ではない。
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