逆転層は大気汚染物質の滞留を引き起こす。盆地や谷間などの低地に冷たい空気が流入して発生するのはどれか。1つ選べ。
- 沈降性逆転層
- 地形性逆転層
- 放射性逆転層
- 移流性逆転層
- 前線性逆転層
逆転層は大気汚染物質の滞留を引き起こす。盆地や谷間などの低地に冷たい空気が流入して発生するのはどれか。1つ選べ。
解答
2
解説
一般に、気温は高度が上がるほど下がるが、特定の条件下では気温の分布が逆転(=高度が高いほど温度が高い)することがあり、この状態を「逆転層(inversion layer)」という。このような層が発生すると、空気の上下混合が阻害され、大気汚染物質が地表付近に滞留しやすくなる。
1 誤
沈降性逆転層は、高気圧圏内で下降気流があると、空気が圧縮され断熱昇温を起こし、逆転層が形成される。
2 正
地形性逆転層は、盆地や谷間などの低地に冷たい空気が流入して発生する。
3 誤
放射性逆転層は、夜間の放射冷却により地表近くの空気が冷えることで発生する。晴れて風の弱い冬季などに多い。
4 誤
移流性逆転層は、冷たい空気の上に暖かい空気が水平移動して乗る(移流する)ことで発生する。
5 誤
前線性逆転層は、気団の交差による気温逆転が発生することが主な要因であり、寒気団の上に暖気団が乗る前線面で発生する。
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