下図の年次推移を示す我が国の人口統計指標はどれか。1つ選べ。
- 出生率
- 合計特殊出生率
- 総再生産率
- 粗死亡率
- 年齢調整死亡率
解答・解説
解答
4
解説
1 誤
出生率は人口1,000人あたりの1年間の出生数である。出生率は1947年(昭和22年)頃の第一次ベビーブームで急上昇したが、その後は急激に低下し、1970年代前半の第二次ベビーブーム(1971〜1974年)ではやや上昇を示したものの、以降は再び減少傾向に転じている。
2 誤
合計特殊出生率は、1人の女性が一生の間に産む平均子供数(男女合計)を示す指標である。1970年代以降、合計特殊出生率は長期的な低下傾向にあり、2023年(令和5年)には過去最低の1.20を記録した。
3 誤
総再生産率は、1人の女性が一生の間に産む女児の平均数を示す指標である。総再生産率は第二次ベビーブームの1970年代をピークに減少が続いており、2022年(令和4年)には0.61となった。
4 正
粗死亡率は人口1,000人あたりの1年間の死亡数である。1947年(昭和22年)以降の粗死亡率は医療の進歩等により低下傾向にあったが、1983年(昭和58年)頃を境に人口の高齢化の影響を受け、粗死亡率は緩やかな上昇傾向を示している。
5 誤
年齢調整死亡率は、一定の基準人口(例:平成27年モデル人口)を用いて年齢構成の違いを補正した死亡率であり、高齢化の影響を排除した形で評価する指標である。実際の年齢調整死亡率は低下傾向を示している。










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