MENU
業界最安値、最高の講義、未来を切り拓く教育体験❕ クリック

第109回薬剤師国家試験 問194 治療必要数

ある疾患の予防薬である新薬Xの評価を行うために調査を行ったところ、プラセボ対照無作為化二重盲検比較試験のデータが得られ、新薬Xの有効性が示されていた(下表)。この結果から算出できる新薬Xの治療必要数(NNT)が20であるとき、表の(A)に入る数値として適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 10人
  2. 20人
  3. 30人
  4. 40人
  5. 50人
解答・解説

解答
4

解説
治療必要数(NNT)とは、ある介入を対象者に行った結果、1人に治療効果が現れるまでに何人に介入する必要があるかを表す値である。NNTは絶対リスク減少率の逆数であり、また、絶対リスク減少率はプラセボ群の発症率と新薬X投与群の発症率の差であることから、新薬Xの治療必要数(NNT)が20であるときの(A)人を下記のように求めることができる。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次