破壊細胞は骨吸収を行う細胞ではあり、骨リモデリング(骨の新陳代謝)において重要な役割を果たします。骨を分解し、カルシウムやリンを血中に放出する働きを有する。
🔹 破骨細胞の特徴と働き
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起源 | 単球・マクロファージ系前駆細胞から分化 |
| 主な役割 | 骨吸収(骨の分解) |
| 分泌する酵素 | 塩酸(HCl)、カテプシンKなど |
🔹破骨細胞の働き(骨吸収の流れ)
1️⃣骨の表面付着
- インテグリンを介して骨表面に続いて
2️⃣骨吸収の開始
- 塩酸(HCl)を分泌し、ヒドロキシアパタイトを溶解
- カテプシンKという酵素を分泌し、コラーゲンなどの有機基質を分解
3️⃣骨吸収の終了とアポトーシス
- 役割を終えた破骨細胞はアポトーシス(細胞死)を迎える
🔹破骨細胞と骨芽細胞のバランスが重要!
✅破骨細胞→ 骨を壊す(骨吸収)
✅骨芽細胞→ 骨を作る(骨形成)
⚠️バランスが崩れると…
- 破骨細胞が活性化しすぎる→骨粗鬆症(骨が柔らかくなる)
- 破骨細胞の働きが低下→骨硬化症(骨が過剰に多い)
👉骨リモデリングのバランスを保つことが重要!
🔹破骨細胞に関わるホルモン・因子
✅破骨細胞を活性化する因子
- RANKL(ランクル):破骨細胞の分化・活性化を促進
- 副甲状腺ホルモン(PTH):破壊骨細胞を活性化
- ビタミンD(活性型):カルシウム代謝を調整し、破骨細胞を促進
✅破骨細胞を抑制する因子
- カルシトニン:破骨細胞の働きを直接抑制
- エストロゲン:破骨細胞のアポトーシスを促進(閉経後にエストロゲン低下→骨粗鬆症リスク上昇)
🔹 まとめ
✅破骨細胞は骨吸収を狙う多核巨大細胞
✅塩酸(HCl)やカテプシンKを分泌し、骨を分解
✅骨芽細胞とのバランスが崩れると骨粗鬆症や骨硬化症の原因に
✅RANKLが破骨細胞を活性化、カルシトニンやエストロゲンが抑制




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