人は一日の中で睡眠と覚醒を繰り返し、体や脳の働きを調整している。覚醒状態を維持するためには、脳内の広い領域を活性化する仕組みが必要で、その中心的な役割を担うのが脳幹網様体である。
脳幹網様体は、感覚器から届く情報を受け取り、それを脳の上位中枢へと伝えるハブのような存在である。特に重要なのが、脳幹から視床、大脳皮質へと信号を送る上行性脳幹網様体賦活系である。この経路は光や音、触覚などの感覚刺激によって活性化し、大脳皮質全体に広がる電気的活動を高める。これにより注意力が高まり、意識レベルが維持される。逆に、この経路の働きが低下すると、意識は次第に低下し、眠気や睡眠が引き起こされる。
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