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意識障害

【概要】
意識とは、覚醒状態にありながら自己と外界を適切に認識している状態を指す。
この意識レベルが低下した状態を意識障害といい、臨床的には清明度の低下・傾眠・せん妄・昏迷・昏睡などで判断される。
意識障害の原因には、脳の器質的障害や、全身性疾患に伴う二次的な脳機能障害などがある。

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分類 特徴
傾眠 軽度の刺激で覚醒するが、反応後すぐに再び眠ってしまう。通常は会話可能。
せん妄 意識内容に混乱があり、可逆的な意識障害。
認知症や薬物、代謝異常、アルコール離脱などが原因。
治療において、身体拘束は必ずしも必要ない。
昏迷 大声や強い刺激(たたくなど)により一時的に覚醒するが、すぐに意識が戻らない状態。
昏睡 刺激に対して完全に無反応となる状態。深い意識低下を示し、意識の回復が困難。
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分類 原因疾患例
全身性障害 ショック(循環不全)
代謝異常(尿毒症、肝不全)
内分泌異常(低血糖性昏睡、糖尿病昏睡)
脳障害 脳血管障害(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、硬膜下出血)
脳腫瘍(てんかんなども含む)
感染(脳炎、髄膜炎)
しもっち
薬剤師国家試験では、傾眠・せん妄・昏迷・昏睡などの意識障害の分類や、原因としてのくも膜下出血などの脳血管障害、さらに高血圧との関連せん妄の特徴が出題されています。分類だけでなく、「どの疾患を疑うか」まで結びつけて整理しておきましょう。

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