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大腸がん

【概念】
大腸がんは、大腸の粘膜から発生する上皮性悪性腫瘍であり、その多くは腺がんに分類される。近年、我が国では罹患率・死亡率ともに上昇傾向にあり、特に女性では最多、男性では肺がん・胃がんに次いで3番目に多いがんである。

◉発生機序による分類
大腸がんは以下の3つに大別される

【分類】
大腸がんは、がんが発生した部位によって「結腸がん」「直腸がん」に分類される。臨床症状や治療方針も部位によって異なるため、分類の理解が重要である。
結腸がん:盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸から発生
直腸がん:直腸・S状直腸から発生

進行度の分類

病期(ステージ)は、がんの進行度を表すもので、治療法選択や予後の予測に用いられる。

肉眼的分類

内視鏡や手術で観察されるがんの形態をもとに分類される。

【症状】
がんの発生部位によって、現れる症状は異なる。右側は無症状のことが多く、左側や直腸は早期に症状が出やすい。

【検査】
大腸がんの確定診断には内視鏡が不可欠であり、スクリーニングや進行度評価にもさまざまな検査が使われる。
・内視鏡検査
直接病変を観察し、生検により確定診断を行う。
・免疫学的便潜血検査
スクリーニング検査として使用され、早期発見に有用。
便に含まれるヒトヘモグロビンを抗体で検出する。
・腫瘍マーカー
 CEAcarcinoembryonic antigen
 CA19-9carbohydrate antigen 19-9
術後の再発モニタリング治療効果判定に活用される。
・注腸造影検査
腸管の狭窄や変形を確認するために行われる。

【治療】
ステージごとに治療方針が大きく異なり、手術の可否や補助療法の有無がポイントとなる。

◉主な化学療法レジメン
進行例や再発例では、以下の多剤併用療法が用いられる。
患者の体力や副作用リスクに応じて選択する。

◉分子標的薬(進行・再発例に使用)

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