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三胚葉と器官形成

動物の発生過程において、受精卵が分裂を繰り返してを形成し、その中で三胚葉(さんはいよう)が分化する。三胚葉とは、胚の初期段階で形成される3つの細胞層であり、それぞれが異なる器官や組織に分化していく。このプロセスを通じて、体の基本的な構造と機能が確立される。

三胚葉(Germ Layers)

器官形成(Organogenesis)

器官形成は、三胚葉がそれぞれの細胞層から特定の器官や組織へと分化し、発達していく過程を指す。この過程は胚発生の後期から始まり、多細胞生物の体が具体的な形態を持つようになる。

器官形成の主な段階

  1. 神経管形成(Neurulation)
    • 外胚葉から神経管が形成される過程。
    • 神経管は最終的に脳や脊髄に分化する。
  2. 体節形成(Somitogenesis)
    • 中胚葉から体節(Somite)が形成され、骨、筋肉、皮膚などに分化する。
  3. 腸管形成(Gut Formation)
    • 内胚葉から腸管が形成され、最終的に消化器系や呼吸器系の器官を発達させる。
  4. 血管形成(Vasculogenesis)
    • 中胚葉から血管や心臓が形成される。

疾患との関係

  • 胚発生や器官形成が正常に進まない場合、先天性異常や発育不全が生じることがある。
    • 例:
      • 神経管閉鎖障害(脊髄破裂、無脳症)
      • 心奇形(先天性心疾患)
      • 消化器系の異常(腸閉塞、食道閉鎖)

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