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フェニトイン

◉名称

一般名:フェニトイン

◉分類

抗てんかん剤

◉薬効薬理

Naチャネルを遮断し、Naの細胞内流入を阻止することにより神経興奮を抑制する

◉効能・効果

  • てんかんのけいれん発作 強直間代発作(全般けいれん発作、大発作) 焦点発作(ジャクソン型発作を含む)
  • 自律神経発作
  • 精神運動発作

◉相互作用

薬物動態学的相互作用に関与する要因

  • 本剤は、主として薬物代謝酵素CYP2C9及び一部CYP2C19で代謝される
  • CYP3A、CYP2B6及びP糖蛋白の誘導作用を有する

薬力学的相互作用に関与する要因

  • 本剤のインスリン分泌抑制作用により、糖尿病治療薬の作用が減弱する

◉副作用

◉主な副作用

全身性の赤い発疹、頭痛、神経過敏、複視(二重に見える)、歯肉増殖、骨軟化症(歩行時の痛み)、多毛など

◉重大な副作用

  • 発熱、皮膚の発疹・水疱、目の充血や唇・口内のあれ
    [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 発熱、関節の痛み、顔の紅斑、易疲労感
    [SLE様症状]
  • 発疹、発熱、リンパ節のはれ
    [過敏症症候群]
  • 貧血症状、全身倦怠感、のどの痛み、発熱
    [再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、単球性白血病、血小板減少、溶血性貧血、赤芽球癆]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染
    [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、から咳、呼吸困難
    [間質性肺炎]
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ
    [悪性症候群]

◉補足

TDM対象薬剤であり、有効血中濃度は、1020μg/mLである。
TDMする際に血清又は血漿を用いて分析する。

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