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カプシド

カプシドは、ウイルスの外殻を構成するタンパク質の集合体であり、ウイルスの遺伝情報を保護する重要な役割を果たす。カプシドは、ウイルス粒子の中で遺伝物質(DNAまたはRNA)を包み込み、外部環境からのダメージや免疫系の攻撃から保護する。

カプシドの特徴

  1. 構造: カプシドは、ウイルスの遺伝物質を囲むタンパク質分子の集合体である。これらのタンパク質分子は「カプソマー」と呼ばれ、規則的に組み合わさってカプシドを形成する。カプシドの形状にはいくつかの種類があり、主に以下のように分類される:
  2. 機能:
    • 遺伝物質の保護: カプシドの主な役割は、ウイルスの遺伝物質を外部環境から保護することにある。ウイルスは細胞内で複製を行うため、その遺伝情報を無傷で宿主細胞に届ける必要がある。
    • 感染の開始: ウイルスが宿主細胞に感染する際、カプシドの表面には宿主細胞の受容体と結びつく特定のタンパク質(スパイクタンパク質など)が存在する。この結合によってウイルスが細胞に侵入することができる。
    • 宿主細胞への遺伝物質の導入: 一部のウイルスでは、カプシド自体が細胞膜と融合して遺伝物質を細胞内に送り込む役割を果たすことがある。
  3. エンベロープとの関係: 一部のウイルスは、カプシドの外側にエンベロープ(脂質二重層)を持つ。エンベロープウイルスは、細胞膜と融合してウイルスが細胞に侵入する際、カプシドが直接細胞と接触することが少ない。しかし、エンベロープを持たないウイルス(ノンエンベロープウイルス)は、カプシドが直接的に細胞膜と相互作用して感染が進行する。

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