日別アーカイブ: 2019年6月12日

第104回薬剤師国家試験 問43

母体から胎児への移行性が最も低いのはどれか。1つ選べ。

1 インスリン
2 エタノール
3 グルコース
4 チオペンタール
5 バルプロ酸

 

 

 

 


解説
選択肢のうち、母体から胎児への移行性が最も低いのは「インスリン」である。インスリンは分子量が大きいため、胎盤を通過しにくい。
一般に、薬物の胎盤通過はpH分配仮説に従う受動拡散により行われるため、脂溶性の大きい薬物(チオペンタールなど)や分子量の小さい薬物(エタノールなど)が胎盤を通過しやすい。
血液胎盤関門には、グルコースやアミノ酸を輸送する担体が発現しているため、グルコースやアミノ酸なども胎盤を通過しやすい。また、バルプロ酸は、血液胎盤関門に存在するモノカルボン酸輸送系により胎盤を通過するため、胎盤を通過しやすい。


解答
1

第104回薬剤師国家試験 問42

一次性能動輸送担体はどれか。1つ選べ。

1 グルコーストランスポーター GLUT1
2 P–糖タンパク質MDR1
3 有機アニオントランスポーター OAT1
4 H/ペプチド共輸送体 PEPT1
5 Na/グルコース共輸送体 SGLT2

 

 

 

 


解説
・一次性能動輸送担体
Na,K−ATPase、P−糖タンパク質 MDR1
・二次性能動輸送担体
 H/ペプチド共輸送体、Na/グルコース共輸送体、有機アニオントランスポーター OAT1
・促進拡散に関与する担体
グルコーストランスポーター GLUT1


解答
2