日別アーカイブ: 2019年6月3日

第104回薬剤師国家試験 問19

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の主な要因となる疾患として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

1 脂質異常症
2 COPD
3 高血圧症
4 骨粗しょう症
5 逆流性食道炎

 

 

 

 


解説
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態になることである。運動器障害の原因には、運動器自体の疾患(骨粗しょう症、変形性関節炎など)と加齢による運動器機能不全などがある。


解答
4

第104回薬剤師国家試験 問18

原虫を病原体とする再興感染症はどれか。1つ選べ。

1 クリプトスポリジウム症
2 マラリア
3 重症急性呼吸器症候群(SARS)
4 中東呼吸器症候群(MERS)
5 コレラ

 

 

 

 


解説
原虫を病原体とする再興感染症は、マラリアである。
・再興感染症
かつて存在した感染症で公衆衛生上ほとんど問題とならないようになっていたが、近年再び増加してきたもの、あるいは将来的に再び問題となる可能性がある感染症
・新興感染症
それまでに明らかにされていなかった病原体に起因した公衆衛生上の問題となる感染症

1 誤
クリプトスポリジウム症は、原虫を病原体とする新興感染症である。
2 正
3 誤
重症急性呼吸器症候群(SARS)は、ウイルスを病原体とする新興感染症である。
4 誤
中東呼吸器症候群(MERS)は、ウイルスを病原体とする新興感染症である。
5 誤
コレラは、細菌を病原体とする再興感染症である。


解答
2

第104回薬剤師国家試験 問17

感染型食中毒の原因となる細菌はどれか。1つ選べ。

1 Staphylococcus aureus
2 Clostridium botulinum
3 Aspergillus flavus
4 Kudoa septempunctata
5 Campylobacter jejuni

 

 

 

 


解説
1 誤
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)は、毒素型感染症の原因となる。
2 誤
Clostridium botulinum(ボツリヌス菌)は、毒素型感染症の原因となる。
3 誤
Aspergillus flavus(アスペルギルス フラバス)は、発がん物質であるアフラトキシンB1を産生する。
4 誤
Kudoa septempunctata(クドア セプテンプンクタータ)は、寄生虫であり、摂取すると消化器症状(下痢、吐き気、腹痛)を引き起こす。
5 正
Campylobacter jejuni(カンピロバクター ジェジュニ)は、感染型食中毒の原因となる。


解答
5

第104回薬剤師国家試験 問16

次のうち、食品に含まれる硝酸塩と第二級アミンから、消化の過程で胃内において生成する発がん物質はどれか。1つ選べ。

1 ジメチルニトロソアミン
2 Trp–P–1
3 アフラトキシンB1
4 サイカシン
5 プタキロシド

 

 

 

 


解説
1 正
食品に含まれる硝酸塩と第二級アミンが酸性条件下(胃内)で反応すると、発ガン性を示すジメチルニトロソアミンが生成する。
2 誤
Trp–P–1は、トリプトファンを加熱することにより生成する発ガン物質である。
3 誤
アフラトキシンB
1は、Aspergillus flavusが産生する発がん物質である。
4 誤
サイカシンは、ソテツの実に含まれる発ガン物質である。
5 誤
プタキロシドは、ワラビに含まれる発がん物質である。


解答
1

第104回薬剤師国家試験 問15

母乳中で二量体として存在し、乳児の感染防御を担う免疫グロブリンはどれか。1つ選べ。

1 IgA
2 IgD
3 IgE
4 IgG
5 IgM

 

 

 

 

 


解説
母乳中で二量体として存在し、乳児の感染防御を担う免疫グロブリンはIgAである。


解答
1

第104回薬剤師国家試験 問14

ヒト染色体において、ヌクレオソームを形成する際に、DNA が巻きつくタンパク質はどれか。1つ選べ。

1 アクチン
2 ケラチン
3 コラーゲン
4 チューブリン
5 ヒストン

 

 

 

 


解説
1 誤
アクチンは、細胞骨格の一つであるアクチンフィラメントを形作る球状のタンパク質である。アクチンフィラメントは、細胞間の密着・細胞分裂・筋肉の収縮などに関与している。
2 誤
ケラチンは、硬タンパク質の一種であり、毛髪や爪などに多く含まれている。
3 誤
コラーゲンは、多細胞生物の細胞外基質を構成するタンパク質であり、真皮、靭帯、腱、骨、軟骨などに多く含まれている。
4 誤
チューブリンは、細胞骨格の一つである微小管を構成するタンパク質であり、有糸分裂時の染色体の移動などに関与している。
5 正
塩基性タンパク質であるヒストンに酸性物質であるDNAが巻きつくことで、ヌクレオソームが形成される。


解答
5

第104回薬剤師国家試験 問13

RNA を構成する D−リボースはどれか。1つ選べ。

 

 

 

 

 


解説

1 誤
D−グルコースの構造である。
2 誤
D−ガラクトースの構造である。
3 誤
D−デオキシリボースの構造である。
4 正
5 誤
D−フルクトースの構造である。


解答
4