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第99回薬剤師国家試験 問334(実践問題) 相互作用

下記の処方薬と併用すると、薬物相互作用により、吸収が低下するのはどれか。2つ選べ。
(処方)
ニザチジン錠150 mg 1回1錠(1日2錠)
1日2回 朝食後・就寝前 30日分

  1. ゲフィチニブ錠
  2. シンバスタチン錠
  3. イトラコナゾール錠
  4. レボチロキシンナトリウム錠
  5. ノルフロキサシン錠
解答・解説

解答
1、3

解説
ニザチジン錠と併用すると、薬物相互作用により、吸収が低下するのは、ゲフィチニブ錠とイトラコナゾール錠である。ゲフィチニブおよびイトラコナゾールは難溶解性の塩基性薬物であるため、胃内pHの上昇により溶解性が低下する。よって、ゲフィチニブ錠及びイトラコナゾール錠とH2受容体遮断薬(シメチジン、ニザチジンなど)を併用すると、ゲフィチニブとイトラコナゾールの吸収性が低下することがある。

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第99回薬剤師国家試験 問333 | yakugaku lab へ返信する コメントをキャンセル

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