下記の処方薬と併用すると、薬物相互作用により、吸収が低下するのはどれか。2つ選べ。
(処方)
ニザチジン錠150 mg 1回1錠(1日2錠)
1日2回 朝食後・就寝前 30日分
- ゲフィチニブ錠
- シンバスタチン錠
- イトラコナゾール錠
- レボチロキシンナトリウム錠
- ノルフロキサシン錠
下記の処方薬と併用すると、薬物相互作用により、吸収が低下するのはどれか。2つ選べ。
(処方)
ニザチジン錠150 mg 1回1錠(1日2錠)
1日2回 朝食後・就寝前 30日分
解答
1、3
解説
ニザチジン錠と併用すると、薬物相互作用により、吸収が低下するのは、ゲフィチニブ錠とイトラコナゾール錠である。ゲフィチニブおよびイトラコナゾールは難溶解性の塩基性薬物であるため、胃内pHの上昇により溶解性が低下する。よって、ゲフィチニブ錠及びイトラコナゾール錠とH2受容体遮断薬(シメチジン、ニザチジンなど)を併用すると、ゲフィチニブとイトラコナゾールの吸収性が低下することがある。
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