35歳女性。体重52 kg。左前胸部の肋骨に沿って帯状にかゆみが発生し、発赤し、数日後に激しく痛み出した。帯状疱疹と診断され、神経ブロックで痛みをとりながら薬物治療を行った。しかし、皮疹が治った後も疼痛は3ヶ月以上続いた。
問296 (病態)
この疾患の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 両側性に症状がみられることが多い。
- 抗水痘帯状疱疹ウイルス抗体価が高値でも帯状疱疹に罹患する。
- 帯状疱疹では、その多くにウイルス血症を起こす。
- ウイルス再感染が原因である。
- 免疫力低下や過労が危険因子である。
問297 (実務)
疼痛に対してプレガバリンを処方することになり、医師から薬剤師に問い合わせがあった。当該医薬品の医薬品インタビューフォームを情報源とすることが適切でないのはどれか。1つ選べ。
- 開発時の臨床試験における副作用発現件数
- 日本で承認されている適応症以外の海外における適応症
- 投薬期間制限の有無
- 生殖発生毒性試験の結果
- 薬価
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[…] 第98回 問296〜297 […]