再生不良性貧血に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 発症の原因の1つにウイルス感染症がある。
- 末梢血の血小板数が増加する。
- 末梢血の網状赤血球数は正常である。
- 血清鉄値が低下する。
- エリスロポエチン産生が亢進する。
再生不良性貧血に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
1、5
再生不良性貧血とは、骨髄幹細胞の障害により赤血球やその前駆細胞、白血球、血小板が減少し、汎血球減少症を引き起こす疾患である。
1 正
再生不良性貧血の発症の原因には、薬剤、放射線、ウイルス感染症など様々なものが関与している。
前記参照
前記参照
再生不良性貧血では、骨髄幹細胞の障害により赤血球形成が低下し、赤血球合成に必要な血清鉄の消費が低下するため、血清鉄値が増加する。
再生不良性貧血により赤血球が減少し、血中の酸素分圧が低下すると、腎でのエリスロポエチン産生が亢進される。
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[…] 第98回 問183 […]