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第98回薬剤師国家試験 問154

中枢性及び末梢性筋弛緩薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. ベクロニウムは、筋小胞体のリアノジン受容体を遮断する。
  2. ダントロレンは、骨格筋のニコチン性アセチルコリン受容体を遮断する。
  3. チザニジンは、アドレナリンα2受容体を刺激し、脊髄多シナプス反射を抑制する。
  4. スキサメトニウムは、血漿中のコリンエステラーゼにより加水分解を受けて活性体を生じる。
  5. A型ボツリヌス毒素は、運動神経終末からのアセチルコリン遊離を抑制する。

解答・解説

解答
3、5

解説
1 誤

ベクロニウムは、骨格筋のニコチンNM受容体を競合的に遮断する。

2 誤
ダントロレンは、筋小胞体のリアノジン受容体を遮断する。

3 正
チザニジンは、アドレナリンα2受容体を刺激し、脊髄多シナプス反射を抑制することで筋弛緩作用を示す。

4 誤
スキサメトニウムは、血漿中のコリンエステラーゼにより加水分解され不活性化される。

5 正
A型ボツリヌス毒素は、運動神経終末からのアセチルコリン遊離を抑制し、筋弛緩作用を示す。

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第98回薬剤師国家試験 問153 | yakugaku lab へ返信する コメントをキャンセル

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