問232 (実務)
この患者への指導として、適切でないのはどれか。1つ選べ。
- BMIの算出方法とその値が25以上を肥満と判定することを説明した。
- 継続できる有酸素運動を勧めた。
- 家庭での血圧測定の重要性について説明した。
- 患者の疾病が食生活や喫煙などの生活習慣と深く関わっていることを説明した。
- 毎日、空腹時血糖値を測ることを指導した。
問233 (衛生)
この処方から推定される疾患が基礎となって発症する代表的な生活習慣病はどれか。2つ選べ。
- 痛風
- 脳血管疾患
- 心疾患
- 悪性新生物
- 肺気腫
問232 (実務)
この患者への指導として、適切でないのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 適切である 3 適切である 4 適切である 5 適切でない解答・解説
5
1 適切である
処方薬より、本患者は、高血圧症、脂質異常症に罹患していると考えられる。
本患者に対しては高血圧症、脂質異常症のリスク要因である肥満に注意するように説明する必要がある。そのため、肥満の指標であるBMIの算出方法とその値が25以上を肥満と判定することを説明することは適切である。
適度な有酸素運動により高血圧症、脂質異常症の改善が認められるため、本患者に対して、継続できる適度な有酸素運動を勧めることは適切である。
処方薬より、本患者は高血圧症に罹患していると考えられるため、家庭での血圧測定の重要性について説明することは適切である。
食生活や喫煙などの生活習慣が高血圧症や脂質異常症の発症に深く関わっているため、本患者に対して疾病と食生活や喫煙などの生活習慣が深く関わっていることを説明することは適切である。
毎日、空腹時血糖値を測ることを指導するのは、糖尿病患者に対する指導である。よって、本患者に対して行う服薬指導としては不適切である。
問233 (衛生)
この処方から推定される疾患が基礎となって発症する代表的な生活習慣病はどれか。2つ選べ。
解説解答・解説
解答
2、3
本患者が罹患している高血圧症と脂質異常症は、動脈硬化性疾患(脳血管疾患、心疾患)のリスクファクターである。
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