パーキンソン病とその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 10歳代に発症のピークがある。
- 進行すると認知機能が低下することがある。
- アミロイドβタンパク質が病因となる。
- 病理学的には、レビー小体の出現が認められる。
- ドパミン受容体遮断薬は早期の症状を改善する。
パーキンソン病とその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 正 5 誤解答・解説
2、4
1 誤
パーキンソン病は、加齢とともに有病率が上昇し、50〜60歳で発症のピークがみられる。
パーキンソン病の主な症状は、振戦、筋固縮、無動などの運動障害であり、進行するとうつ傾向や認知機能低下が認められることがある。
バーキンソン病の主な病因は、黒質線条体系ドパミンニューロンの変性である。なお、アミロイドβタンパク質が病因となるのは、アルツハイマー型認知症である。
パーキンソン病では、病理学的にレビー小体の出現が認められる。
パーキンソン病の治療には、ドパミンD2受容体刺激薬やレボドパ製剤が用いられるが、ドパミン受容体遮断薬は用いられない。
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