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第96回薬剤師国家試験 問47(基礎薬学) 消化器系

消化器系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 交感神経刺激により、粘稠性の高い唾液が分泌される。
  2. 胃底腺の壁細胞は、アセチルコリンM1受容体をもち、この受容体を介するホスホリパーゼCの活性化により胃酸分泌が促進される。
  3. S細胞がセクレチンを内分泌すると、膵液の分泌が促進される。
  4. 肝臓は、脂肪の消化と吸収を促進する胆汁色素を回腸に排出する。

解答・解説

解答
1、3

解説
1 正
唾液には粘稠性の高いものと低いものがあり、粘稠性の高い唾液は交感神経刺激により分泌され、粘稠性の低い唾液は副交感神経の刺激により分泌される。

2 誤
胃底腺の壁細胞には、アセチルコリンM3受容体が存在し、この受容体を介するホスホリパーゼCの活性化により胃酸分泌が促進される。

3 正
セクレチンは、十二指腸球部のS細胞から分泌されるペプチド性ホルモンであり、重炭酸塩に富む膵液の分泌促進、コレシストキニンによる膵酵素分泌作用増強、胃酸分泌抑制、幽門括約筋収縮などの作用を示す。

4 誤
肝臓は脂肪の消化と吸収を促進する胆汁色素を十二指腸に排出する。

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