末梢神経系に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 脳神経は、末梢神経系に分類され、脳と末梢の諸器官とを連絡する神経である。
- 迷走神経は、第Ⅹ脳神経であり、副交感神経線維を主体とする。
- 体性神経は、骨格筋、平滑筋、腺などの効果器を支配する。
- 交感神経は、副腎髄質に分布し、その神経節前線維終末からはノルアドレナリンが放出される。
- 運動神経は、骨格筋に分布し、その神経終末からはアセチルコリンが放出される。
末梢神経系に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正しい 3 誤っている 4 誤っている 5 正しい解答・解説
3、4
1 正しい
神経系は、中枢神経系(脳、脊髄)と中枢と末梢組織を連結する末梢神経系の2系統により構成される。さらに末梢神経系は脳と末梢組織を連絡する脳神経と、脊髄と末梢組織を連絡する脊髄神経がある。
脳神経は左右12対の神経から構成されており、迷走神経(第Ⅹ脳神経)は、副交感神経を主体とする。
体性神経は、骨格筋や感覚器を支配する
交感神経は、副腎髄質に分布し、その神経節前線維終末からは、アセチルコリンが放出される。
運動神経は、骨格筋を支配しており、その神経終末よりアセチルコリンを放出することで筋の運動を調節する。
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