生体エネルギーに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 解糖系の中間代謝物であるホスホエノールピルビン酸は、分子内に高エネルギーリン酸結合を有する。
- クレアチンキナーゼは、クレアチンリン酸(ホスホクレアチン)のリン酸基がADPに転移する反応を触媒する。
- ミトコンドリアの電子伝達系(呼吸鎖)を構成する複合体Ⅰ〜Ⅳは、マトリックスに存在する。
- 原核生物では、ミトコンドリアがないため酸化的リン酸化は起こらない。
生体エネルギーに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 3 誤 4 誤解答・解説
1、2
1 正
2 正
クレアチンキナーゼは、クレアチンリン酸の生成と分解に関与しており、クレアチンリン酸(ホスホクレアチン)のリン酸基がADPに転移する反応(クレアチンリン酸の分解反応)を触媒する。
ミトコンドリアの電子伝達系(呼吸鎖)を構成する複合体Ⅰ〜Ⅳは、内膜(クリステ)に存在する。
原核細胞では細胞膜で酸化的リン酸化が起こる。
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