MENU
業界最安値、最高の講義、未来を切り拓く教育体験❕ クリック

第94回薬剤師国家試験 問169(医療薬学) 酸・塩基平衡/溶解度

弱酸性薬物は水溶液中でHA ⇄ H+Aのように解離する。pKa 値が5.0、非解離形薬物HAの溶解度が0.1 mol/Lである弱酸性薬物の結晶0.11 molを0.01 mol/Lの塩酸0.1 Lに懸濁し、塩基Bを少量ずつ添加していくとき、pH5からpH8における溶解した非解離形薬物濃度[HA]を示すグラフは次のどれか。1つ選べ。ただし、HA及びAは塩酸及び塩基Bと反応せず、結晶の溶解及び塩基Bの添加による体積変化は無視できるものとする。

解答・解説

解答


動画解説

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 分かりやすい解説をありがとうございます。ひとつ質問させていただきます。
    104回問170などでは、グラフでPHが変化するとき分子形の濃度は一定であるように読み取れるのですが、今回の問題ではPHが変化すると分子形が低下するとのことでした。どのような考え方をすればよいでしょうか。

    • 溶質(溶けている薬物)がたくさん存在し、溶液中に固体が存在する場合、分子形の量は一定となります。
      それに対して、溶液中に固体がない場合、pH変化に伴いイオン形が増加する際、分子形が減少し、イオン形に変化するため、分子の量が低下します。

      • ご返信ありがとうございます。
        理解できました。ありがとうございます。
        (例に挙げた104回問170では「固相が十分に存在する条件下」とあるから、ということですね。)

コメントする

目次