図は2種類の薬物A及びBの分解反応について種々の温度Tで速度定数kを測定し、横軸1/Tに対して縦軸にlnkの値をプロットしたものである。次の記述について、誤っているのはどれか。2つ選べ。
- このプロットはアレニウスプロットとよばれる。
- グラフのy(縦軸)切片から頻度因子が求まる。
- 温度が上昇すると、A及びBの分解反応の速度定数は減少する。
- 温度T0より高温ではAの方がBよりも安定である。
- Aの分解反応の活性化エネルギーはBより大きい。
図は2種類の薬物A及びBの分解反応について種々の温度Tで速度定数kを測定し、横軸1/Tに対して縦軸にlnkの値をプロットしたものである。次の記述について、誤っているのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正しい 3 誤っている 4 誤っている 5 正しい解答・解説
3、4
1 正しい
設問のプロットのように、絶対温度の逆数値に対して、反応速度定数の対数値をプロットしたものをアレニウスプロットという。
アレニウスプロットの縦軸切片より頻度因子が得られる。
温度の上昇に伴い、A及びBの分解反応の速度定数は上昇する。
温度T0より高温ではAの方がBよりも速度定数が大きいため、分解しやすい。
アレニウスプロットの傾きが大きい方が、活性化エネルギーが大きいため、 Aの分解反応の活性化エネルギーはBより大きい。
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