ビタミンに関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
- ビタミンA及びビタミンDは、脂溶性ビタミンである。
- ビタミンB1(チアミン)は、チアミン二リン酸の形で糖質代謝系酵素の補酵素として作用する。
- ヒトは肝臓でビタミンB2(リボフラビン)を生合成することができる。
- ビオチンは、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)の前駆体である。
- パントテン酸は補酵素Aの前駆体である。
ビタミンに関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正しい 3 誤っている 4 誤っている 5 正しい解答・解説
3、4
1 正しい
脂溶性ビタミンには、ビタミンA、D、E、Kがある。
ビタミンB1(チアミン)は、チアミン二リン酸の形でα–ケト酸(ピルビン酸、α–ケトグルタル酸)の酸化的脱炭酸反応の補酵素として作用する。
ビタミンB2(リボフラビン)は、ヒトの肝臓内で生合成することはできない。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)の前駆体は、ニコチン酸である。なお、ビオチンは、炭酸固定反応の補酵素として作用する。
パントテン酸は補酵素A(CoA)の前駆体である。
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