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第87回薬剤師国家試験 問54(基礎薬学) 生体膜の構造

生体膜に関する記述について、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 生体膜の脂質二重層では、リン脂質の親水性部分は二重層の内側に分布している。
  2. 水分子は、細胞膜を通過できない。
  3. Na,K-ATPaseは、生体膜を通過するNa及びKの能動輸送に関与している。
  4. 生体膜のタンパク質とリン脂質との結合の大部分は、共有結合である。

解答・解説

解答

解説
1 誤
生体膜の脂質二重層では、リン脂質の親水性部分は二重層の外側に分布し、疎水性部分は二重層の内側に分布している。

2 誤
細胞膜は、選択的な物質輸送能を有しており、グルコース、水分子など細胞機能維持に必要なものを取り込み、不要なものを分泌している。

3 正
Na,K-ATPaseは、ATPの加水分解エネルギーを利用して、細胞内のNa3個とK2個を交換する。

4 誤
生体膜のタンパク質とリン脂質は、イオン結合、疎水結合などにより結合している。

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