生体膜に関する記述について、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 生体膜の脂質二重層では、リン脂質の親水性部分は二重層の内側に分布している。
- 水分子は、細胞膜を通過できない。
- Na+,K+-ATPaseは、生体膜を通過するNa+及びK+の能動輸送に関与している。
- 生体膜のタンパク質とリン脂質との結合の大部分は、共有結合である。
生体膜に関する記述について、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤解答・解説
3
1 誤
生体膜の脂質二重層では、リン脂質の親水性部分は二重層の外側に分布し、疎水性部分は二重層の内側に分布している。
細胞膜は、選択的な物質輸送能を有しており、グルコース、水分子など細胞機能維持に必要なものを取り込み、不要なものを分泌している。
Na+,K+-ATPaseは、ATPの加水分解エネルギーを利用して、細胞内のNa+3個とK+2個を交換する。
生体膜のタンパク質とリン脂質は、イオン結合、疎水結合などにより結合している。
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