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第105回薬剤師国家試験 問39

RANKL(NF−κB活性化受容体リガンド)に特異的に結合し、破骨細胞による骨吸収を抑制するのはどれか。1つ選べ。

  1. メナテトレノン
  2. デノスマブ
  3. エルカトニン
  4. テリパラチド
  5. エルデカルシトール

解答・解説

解答
2

解説
RANKL(NF−κB活性化受容体リガンド)に特異的に結合し、破骨細胞による骨吸収を抑制するのは、「デノスマブ」である。
1 誤
メナテトレノンは、ビタミンK2製剤であり、オステオカルシン(骨基質タンパク質)のグルタミン酸残基のカルボキシ化を介して、γ−カルボキシグルタミン酸残基を生成することにより骨形成を促進する。

2 正

3 誤
エルカトニンは、カルシトニン受容体に結合し、骨吸収を抑制する。

4 誤
テリパラチドは、 遺伝子組換え副甲状腺ホルモン製剤であり、前駆細胞から骨芽細胞への分化促進、骨芽細胞のアポトーシスを抑制することにより骨形成を促進する。

5 誤
エルデカルシトールは、活性型ビタミンD3誘導体であり、小腸でのカルシウムの吸収を促進し、血中カルシウム濃度を上昇させるとともに破骨細胞の形成を抑制する。

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