解答
3、4
解説
<化合物>
A:ドパ(レボドバ)、B:ドパミン、C:ノルアドレナリン
D:3−O−メチルドパ、E:3,4−ジヒドロキシマンデル酸
<酵素>
ア:チロシンヒドロキシラーゼ、イ:芳香族L−アミノ酸脱炭酸酵素
ウ:COMT(カテコール−O−メチルトランスフェラーゼ)、エ:MAOB(B型モノアミン酸化酵素)
1 誤
ベンセラジドは、末梢において芳香族L−アミノ酸脱炭酸酵素(イ)を阻害してレボドパ(A)からドパミン(B)の生成を阻害することにより中枢へのレボドパ(A)の移行性を高めている。
2 誤
セレギリンは、MAOB(エ)を阻害してドパミン(B)から3,4−ジヒドロキシマンデル酸(E)の生成を抑制し、シナプス間隙でのドパミン(B)の濃度を上昇させる。
3 正
エンタカポンは、末梢においてCOMT(ウ)を阻害してレボドパ(A)から3−O−メチルドパ(D)の生成を阻害することにより中枢へのレボドパ(A)の移行性を高めている。
4 正
5 誤
イストラデフィリンは、GABA遊離促進に関わるアデノシンA2A受容体を遮断し、GABA神経の興奮を正常な状態に近づけることにより、パーキンソン病による運動機能低下を改善する。
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