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第102回薬剤師国家試験 問22

生体内で起こる次の代謝反応のうち、シトクロムP450の寄与が小さいのはどれか。1つ選べ。

  1. フェナセチンのO−脱アルキル化
  2. N−アセチルアミノフルオレインのN−水酸化
  3. パラチオンの酸化的脱硫化
  4. 四塩化炭素の還元的脱ハロゲン化
  5. エタノールの酸化

 

 

 

 

 

解答・解説

解答
5

解説
設問の反応のうち、シトクロムP450の寄与が小さいのは、エタノールの酸化である。エタノールの大部分(8〜9割)は、生体内でアルコールデヒドロゲナーゼ(アルコール脱水素酵素:ADH)によりアルデヒド酸化された後、アルデヒドデヒドロゲナーゼ(アルデヒド脱水素酵素:ALDH)により酢酸となる。
なお、エタノールの一部は、CYP2E1によりアルデヒドに代謝される。

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第102回薬剤師国家試験 問21 | yakugaku lab へ返信する コメントをキャンセル

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