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第102回薬剤師国家試験 問148

下図は、平成15(2003)年度及び平成25(2013)年度の制度区分別国民医療費の給付分等の割合を示したものである。ア、イ、ウ及びエにあてはまるのはどれか。1つ選べ。


注)厚生労働省「平成15年度国民医療費の概況」及び「平成25年度国民医療費の概況」を基に作成した。端数処理により、合計が100%にならないものがある。

 

解答・解説

解答
2

解説
制度区分別国民医療費とは、国民医療費を医療保険等給付分、後期高齢者医療給付分(老人保健給付分)、公費負担医療給付分、患者負担分の4つの区分に分けたものである。以下に平成15(2003)年度と平成25(2013)年度の制度区分別国民医療費の給付分等の割合の内訳を示す。
・平成15(2003)年度の制度区分別国民医療費の給付分等の割合
医療保険等給付分:44.7%、老人保健給付分:33.8%、公費負担医療給付分:5.8%、患者負担分:15.7%となっている。
・平成25(2013)年度の制度区分別国民医療費の給付分等の割合
医療保険等給付分:47.0%、後期高齢者医療給付分:32.7%、公費負担医療給付分:7.4%、患者負担分:12.5%となっている。
よって、選択肢2が正解となる。
なお、高齢者の医療については、平成19(2007)年まで老人保健制度が行われていたが、平成20(2008)年以降、後期高齢者医療制度が導入されることとなった。それにより、制度区分別国民医療費についても「老人保健給付分」が「後期高齢者医療給付分」へと変更された。

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