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第101回薬剤師国家試験 問140

第101回薬剤師国家試験 問140

ある教室の室内環境について、以下の数値を得た。
アスマン通風乾湿計の乾球温度
21.0℃
アスマン通風乾湿計の湿球温度
15.0℃
黒球温度計の示度
22.5℃
湿度図表から求めた相当湿球温度
16.0℃(黒球温度に対応する湿球温度)
気動
1.0 m/sec

これらの値と、以下の補正感覚温度(CET)図表(座標軸のタイトルは表示していない)を用いて求められる熱輻射を考慮した補正感覚温度、実効輻射温度の正しい組合せはどれか。1つ選べ。


 

 

 

 

 

 

解答・解説

解答
6


解説

<熱輻射を考慮した補正感覚温度>

熱輻射を考慮した補正感覚温度は、以下のように求めることができる。
①左縦軸に黒球温度の示度をプロットする。→22.5℃をプロット

②右縦軸に湿度図表から求めた相当湿球温度(黒球温度に対応する湿球温度)をプロットする。→16.0℃をプロット
③①、②でプロットした点を直線で結び、その直線が気動1.0 m/secの曲線と交わる点の示度から、熱輻射を考慮した補正感覚温度を求めることができる。→18.2℃
<実効輻射温度>

実効輻射温度は、黒球温度計の示度とアスマン通風湿度計の乾球の示度の差より求めることができる。
実効輻射温度=黒球温度計の示度-アスマン通風湿度計の乾球の示度=22.5℃-21.0℃=1.5℃  

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