慢性閉塞性肺疾患に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 喫煙が主な原因である。
- 右心不全によって悪化する。
- 病期・重症度は、肺活量により評価する。
- 増悪予防のためインフルエンザワクチンの接種が推奨される。
- 抗コリン薬の吸入が有効である。
慢性閉塞性肺疾患に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正しい 3 誤っている 4 正しい 5 正しい解答・解説
3
1 正しい
慢性閉鎖性肺疾患(COPD)は肺の炎症性疾患であり、その主な原因は喫煙である。
右心不全により、肺血流量が低下し呼吸困難がさらに増悪する。
COPDの病期・重症度は、1秒量・1秒率の低下より判断する。
COPD患者はインフルエンザに罹患すると、症状が増悪することがあるため、インフルエンザワクチンを接種することが推奨される。
COPDの薬物療法では、気管支拡張作用を有する抗コリン薬やアドレナリンβ2受容体刺激薬が用いられる。
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