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第100回薬剤師国家試験 問57(必須問題) 過去問解説

高度な徐脈を認める高血圧患者(但し、他に合併症、臓器障害を有さない)に対して、使用すべきでない降圧薬はどれか。1つ選べ。

  1. リシノプリル水和物
  2. アムロジピンベシル酸塩
  3. アテノロール
  4. トリクロルメチアジド
  5. オルメサルタンメドキソミル
解答・解説

解答
3

解説
高度な徐脈を認める高血圧患者に対して、使用すべきでない降圧薬は、β受容体遮断薬であるアテノロールである。アテノロールなどのβ受容体遮断薬は、心機能を抑制する作用があり、副作用として心不全、徐脈、房室ブロック等が現れることがあるため、高度な徐脈を認める患者に対して、投与禁忌となっている。
なお、リシノプリル水和物(ACE阻害薬)、アムロジピンベシル酸塩(Ca拮抗薬)、トリクロルメチアジド(チアジド系利尿薬)、オルメサルタンメドキソミル(ARB)は、高度な徐脈を認める患者に使用することが可能である。

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第100回薬剤師国家試験 問56 | yakugaku lab へ返信する コメントをキャンセル

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