高度な徐脈を認める高血圧患者(但し、他に合併症、臓器障害を有さない)に対して、使用すべきでない降圧薬はどれか。1つ選べ。
- リシノプリル水和物
- アムロジピンベシル酸塩
- アテノロール
- トリクロルメチアジド
- オルメサルタンメドキソミル
高度な徐脈を認める高血圧患者(但し、他に合併症、臓器障害を有さない)に対して、使用すべきでない降圧薬はどれか。1つ選べ。
解答
3
解説
高度な徐脈を認める高血圧患者に対して、使用すべきでない降圧薬は、β受容体遮断薬であるアテノロールである。アテノロールなどのβ受容体遮断薬は、心機能を抑制する作用があり、副作用として心不全、徐脈、房室ブロック等が現れることがあるため、高度な徐脈を認める患者に対して、投与禁忌となっている。
なお、リシノプリル水和物(ACE阻害薬)、アムロジピンベシル酸塩(Ca拮抗薬)、トリクロルメチアジド(チアジド系利尿薬)、オルメサルタンメドキソミル(ARB)は、高度な徐脈を認める患者に使用することが可能である。
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