心筋のトロポニンのCa2+感受性を高めて、強心作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- コルホルシンダロパート
- ミルリノン
- ジゴキシン
- ピモベンダン
- デノパミン
心筋のトロポニンのCa2+感受性を高めて、強心作用を示すのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正 5 誤解答・解説
4
心筋のトロポニンのCa2+感受性を高めて、強心作用を示すのは、ピモベンダンである。
1 誤
コルホルシンダロパートは、アデニル酸シクラーゼを直接活性化することによりサイクリックAMP(cAMP)濃度を上昇させ、強心作用を示す。
ミルリノンは、ホスホジエステラーゼⅢを阻害することによりcAMP濃度を上昇させ、強心作用を示す。
ジゴキシンは、心筋細胞膜のNa+,K+−ATPaseを阻害することにより心筋細胞内のNa+濃度を上昇させ、強心作用を示す。
デノパミンは、アドレナリンβ1受容体を刺激し、アデニル酸シクラーゼを活性化することによりcAMP濃度を上昇させ、強心作用を示す。
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