治療薬物モニタリング(TDM)に活用されている母集団薬物速度論に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1点の血中濃度測定値から、その患者の薬物動態パラメータが推定できるのは、母集団パラメータを事前情報として用いるからである。
- 母集団薬物速度論は、個体内変動の要因解析に利用されることも多い。
- 母集団薬物速度論は普遍性が高いため、同種同効薬であれば、同じ母集団パラメータを適用できる。
- 母集団薬物速度論を用いても、薬物投与後の血液採取時間に関する情報がなければ、患者の薬物動態パラメータの推定は不可能である。
- 体重や腎機能は個々の患者によって異なるため、母集団薬物速度論モデルに組み込んでも薬物動態の予測精度は向上しない。
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[…] 第100回 問172 […]