実践問題で確実に得点するための解き方
薬剤師国家試験の実践問題は、出題のパターンにより解き方の順序が異なります
まず、選択肢を確認し、パターン分けを行ってください。
まず、選択肢を確認し、パターン分けを行ってください。
【パターン1】
選択肢に問題を解くためのヒントが記載されており、症例(初めのリード文)全体を確認する必要はない。
出題例:この患者は、腎不全があるため、薬物Aを使用することができない。
→この場合、症例全体を把握しておかなくても、検査値にて腎機能を確認すれば、解答を導くことが可能。
選択肢に問題を解くためのヒントが記載されており、症例(初めのリード文)全体を確認する必要はない。
出題例:この患者は、腎不全があるため、薬物Aを使用することができない。
→この場合、症例全体を把握しておかなくても、検査値にて腎機能を確認すれば、解答を導くことが可能。
【パターン2】
選択肢に問題を解くヒントが全く記載されておらず、症例(初めのリード文)全体を把握して解答を導く必要がある。
出題例:この患者に使用することができる医薬品として、適切なのはどれか。2つ選べ。
選択肢に問題を解くヒントが全く記載されておらず、症例(初めのリード文)全体を把握して解答を導く必要がある。
出題例:この患者に使用することができる医薬品として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 医薬品A
- 医薬品B …
→この場合、症例全体を把握して解く必要がある。
その際、チェック項目が抜けてしまうことがあるため、下記の順で医薬品が使用できるかを確認するよう日頃から意識して問題演習の取り組む。
その際、チェック項目が抜けてしまうことがあるため、下記の順で医薬品が使用できるかを確認するよう日頃から意識して問題演習の取り組む。
◉チェック項目
- 患者が罹患している疾患に利用できるか
- 既往歴、アレルギー歴、副作用歴より禁忌項目に該当していないか
- 性別(男、女)、年齢(小児、高齢者)、妊婦に使用できるか
- 腎疾患、肝疾患より、消失経路が適切か
- 相互作用がないか
- 検査値(電解質異常、血球数、血小板数など)より使用可能かどうか
まとめ
薬剤師国家試験で合格するためには、必須問題についで実践問題で得点することがすごく重要です。そのため、毎日、実践問題を解く必要があります。ただ、闇雲に実践問題に取り掛かっても、薬剤師国家試験で得点率をアップさせることは難しいです。
そこで、上記に記載した実践問題の解き方を実践することが重要となります。
パターン1はダイレクトに出題されており解答を導きやすいが、パターン2は全体像を把握しないといけないため、解答を導くのが難しいです。そのため、日頃から演習して、パターン2の問題を攻略できれば、他の学生との差がつき、薬剤師国家試験で戦いやすくなります。


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