薬剤師国家試験出題項目

統合失調症

Section1 統合失調症

1 統合失調症

 以前は「精神分裂病」といわれていたが、現在では「統合失調症」と名称が変更された。統合失調症は主として思春期から青年期に発症する。遺伝的素因が認められ、症状は増悪と軽減を繰り返す。生涯有病率は0.8〜1%前後である。

【代表的な症状】

 【陽性症状と陰性症状】
統合失調症の症状は陽性症状と陰性症状に大別される。

 【病因】
 明確な原因は分かっておらず、ドパミン仮説や他の神経系の異常の可能性も推測されている。

【診断】
・DSM–5、ICD–10が用いられる。
DSM–5(精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版)
ICD–10(国際疾病分類 第10回改定版)

【分類】

【治療】
 できるだけ早い段階から薬物療法を開始し、社会的予後改善を最終目的とする。薬物治療では、定型抗精神病薬(フェノチアジン系薬、ブチロフェノン系薬、ベンズアミド系薬)や非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミンアンタゴニスト:SDA、多元受容体作用抗精神病薬:MARTA、ドパミン受容体部分作動薬:DPAなど)が用いられる。

チェックポイント
抗精神病薬として用いられる薬物の詳細については、「統合失調治療薬」を参照

◇関連問題◇
第97回問62、第97回問189、第99回問60、第101回問187、第102回問182、第103回問294〜295、第105回問294〜295

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