75歳男性。アレルギー性鼻炎のため耳鼻科を受診後、保険薬局で以下の処方せんの調剤薬を受け取り、夕方から服薬を開始した。翌日午前中に、尿が出にくくなったと訴えて、この薬局に相談に来た。
問290 (実務)
薬剤師は処方薬による副作用を疑った。この薬局の薬剤師が担当医へ提案すべき内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 処方1を中止。
- 処方1をクロルフェニラミン製剤へ変更。
- 処方2を中止。
- 処方2を減量。
- 処方3を中止。
問291 (病態・薬物治療)
この患者が病院を受診した。直腸診で、弾性があり硬い腫瘤が直腸前壁に触知された。最も疑われる疾病と、当該疾病の診断が確定したときの治療薬の組み合わせとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 直腸がん−フルオロウラシル
- 直腸がん−イリノテカン塩酸塩水和物
- 前立腺肥大症−デュタステリド
- 前立腺肥大症−フルタミド
- 腎不全−シラザプリル水和物
- 腎不全−ロサルタンカリウム